2005年11月20日 (日)

芝居&ソロギターライヴ

きのうは滅多に行かない新宿に繰り出した。
目的はふたつ。

sibaiまずはゴールデン街劇場という小さな小屋で芝居を見た。
題して「サンチマンタル・サンチディウム」

The Hot Wattsのメンバーが別にやってるバンドYAN楽団で、
トランペットを吹き、歌う植村結子が初演出(紅一点で出演もしてる)の
人間について考えさせられるドラマだった。
内容は書くとネタバレなので割愛するけど、
主人公が高校生の設定なんだけど、かなりリアル。
役者の凄さを改めて感じた。
11/23まで。酉の市をやる靖国通りぞいの花園神社の裏手。
多くの人に見てもらいたいな。\2500。

この芝居についての情報はこちら。

http://www.yan-gakudan.net/sorematu.htm

hara夜は西新宿のTABLE FOR ONEという新しいフレンチレストランで、
ボジョレー・ヌーヴォー飲み放題の1周年記念イヴェントがあったんで、
そこで夕食。でも目的は別。

原とも也のソロギターを聴きに行ったのだ。
彼は中学の同級生なんだけど、ひょんな事からネットで話をすることに。
で、彼の「Window」というアルバムが素晴らしかったんで、
「Today's CD」でレビューしたりもしてる。

前半はフルホロウのエレキギターで、ジャズのスタンダードを中心に。
1曲目は「酒と薔薇の日々」。わすが分かってらっしゃる。
以後「Body & Soul」「月へ飛ぶ想い」、リクエストに答えて「It's Only A Paper Moon」
しっとりと「いそしぎ」など。
ギター1本で、見事なコードワークと単弦プレイを組み合わせ、音を紡いでいく。
リズムを崩す場面では自由に、でもしっかりビートをとった演奏では、
そこを流れるグルーヴ感が心地良い。ひとりとは思えないノリ。

しばしの休憩を挟んで、後半はロウデンのエレガット。
オリジナルからスタートし、ボサノヴァのオンパレード。
店のオーナーが好きで次々とリクエストをこなしていく。
ボサノヴァは最近取り組むようになったそうだけど、
いわゆるボサノヴァギタリストとは一味も二味も違う演奏。
あのリズムにとらわれないプレイがとても新鮮だった。
題材がボサでも、そこに流れる音楽は原とも也そのもの。

終了後1時間くらい音楽談義や中学時代の思い出話に花を咲かせた。
東京~横浜でしばしばライヴをやっているし、
劇団四季の「ライオン・キング」でもギターを弾いている。
皆さんも機会があったら是非見に行って欲しい。

彼のサイトはこちら。

http://www004.upp.so-net.ne.jp/HaraTomoya/index.html

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