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2009年4月13日 (月)

語り歌の継承Vol.33

国立在住のシンガーでギタリストの館野公一さんが、
もう10年近く続けているイヴェントに、
美女と野獣がゲストで招待されました。
とても光栄なことです。

90411tk1 「語り歌」というのは、様々な出来事を歌にして、
語り継いでいこうというものと僕は勝手に理解しています。
公一さんの最初のステージは2曲。
ウディ・ガスリーがサッコ・ヴァンゼッティ事件という、
1920年代アメリカ最大の冤罪事件を唄った歌を、
日本語にして唄うものから始まりました。

続く曲は「DU」、劣化ウラン弾について唄ったもの。
湾岸戦争でそれを扱ったアメリカの兵士、
そして環境にばらまかれた劣化ウランについて、
心に迫る歌詞が聴くものをくぎ付けにします。

90411bb1 ここで公一さんからバトンタッチ。
今回は全曲日本語詞の歌にしようと思いました。

1:素敵なサンディ

まずは土曜日ですが、歌う楽しさを伝えたくて。
そして得意のパターンということで

2:ひとり負け

公一さんのシリアスな世界とはある意味対極の私的な世界ですが、
それが自分の個性なので。

サッチャンの歌で

3:The Water Is Wide

やっぱり空気が変わりますね。このコントラストを大切にしたいと思っています。
で、再び得意のパターンということで。

4:秋の空

90411bb2 5:アイル・フライ・アウェイ

少し曲の解説をしてから歌いました。
途中で公一さんがマンドリンをもって参加してくださり、
すばらしいソロを演奏してくださいました。
こういうコラボレーションが楽しいんです。

6:春のひざしは

サッチャンのこの歌、福永令三さんの絵本から歌詞をお借りして、
春らしい優しく暖かいメロディをつけたもの。心が伝わったのではと思ってます。

7:がんばるな

公一さんのステージに触発されてか、けっこういろいろとしゃべってしまいました。
もともと思いを込めて作った歌なので、その辺りを。
終わってからも柄にもなく教育問題なんかしゃべっちゃいましたよ。

90411bb3 8:君の友達

最後は最近ずっとやっているサッチャンの日本語詞で。
途中今度は店のマスターがハーモニカで参加、
素敵なオブリガートを吹いてくださいました。

とにかく和やかな雰囲気と暖かいお客様の反応に乗せられ、
いつもより「言葉」を大切に歌うことができたと思います。
やはり公一さんの生み出す世界に影響されたんだと思います。
すばらしいひとときをありがとうございました。

90411nk1 後半のトップに、飛び入りの形で中川龍也さんが1曲歌いました。
どなたかの詩に曲をつけたもので、
言葉をかみしめるように歌っていました。
丁寧に歌う姿、ぐっと来るものがありました。

そして公一さんのセカンド・セットです。

90411tk2 まずは長い長い「富士見が丘ストーリー」。
地上げ、再開発、そしてその利権におぼれるもの。
こうしたどこの街にでもありそうな題材を、
おもしろおかしく、最後はハッピーエンドにして歌っています。
これこそまさに公一ワールドだなって思いました。

そしてお客さんのリクエストに答えて「高木さんが笑った」という歌を。
2000年に亡くなった「反原発」の文字通りのリーダーだった
高木仁三郎さんの、ひとりの人間としての側面を歌った曲です。
個人の人柄が本当に忍ばれるような歌で、
高木さんが大好きだった僕にとっても、素敵なプレゼントでした。

楽しい「ラーメン」の歌などを挟み、あっと言う間に時間は過ぎていきました。
最後にJCOの再臨界事故を歌った「見えない光の矢」、
放射能の恐ろしさがひしひしと伝わる歌でした。

90411tk3 アンコールは僕らも舞台に戻って、
「ミスター・ボージャングルズ」をセッションしました。
公一さんの歌につられ、僕もいつもとは違う謡回しで、
マスターのハーモニカも交えて、
みんなで楽しく演奏できました。こういうの、大好きです。

ライヴ終了後も、たまたま店にいらしたお客さんなどを交え、
呑んだり歌ったりと楽しくすごしました。
僕は車だったんでアルコールはなしでしたけど、
そんなの関係なく楽しめました。

公一さん、本当にありがとうございました!

彼の「語り歌の継承」、2枚のCD-Rになっています。
詳細はこちらです。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi7k-ttn/katariuta/

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