熱く燃えた札幌の夜!
以前から交流のある札幌のTWINCAM'SのPATTIさんが、
らぐたいむというとても素敵な店で、
とても素敵なライヴ・イヴェントをセッティングしてくださいました。
トシヤが所用で欠席でしたが、THE HOT WATTS5名で行ってまいりました!
1,O.S.Pines
トップバッターは道東は標茶からやってきたバンド。
キャンピング・バスに乗って皆さんでいらしたそうです。
C.C.R.ナンバーや「デスペラード」、
「レディ・マドンナ」など
僕の大好きな曲のオンパレード!
音に暖かみがあり、特にちょっと渡辺いっけい似のヴォーカル、桑原さんの、
素直でストレートに心に響く歌は魅力たっぷり!
バンド全員で音楽を楽しんで演奏する様子がビンビン伝わってきて、
これだけでもう幸せな気分になれました。
標茶、札幌までだと結構遠いんですよ。
飛行機で行った僕らより多分時間がかかっているはず。
それをわざわざお越しくださるなんて感激です。
次は僕らが標茶に行く番ですね!
2,TWINCAM'S
3管にリズム隊、鍵盤2台にギター、さらにコーラス3人と、
まさに本格的なソウルバンドです。
さらに今回はニューオーリンズで活躍するヒロナリさんがゲストで飛び入り!
(ビール購入中で写真撮り損なっちゃいました。残念!)
ヴォーカルのPATTIサンの堂々たる歌いっぷりは、日本でもトップクラスだと思います。
横浜にも2度ほど来てもらったことがあるんですが、
その時来られなかったギターのべべさんの演奏がまた素晴らしかった!
「ミスティ・ブルー」「リスペクト」などソウルの名曲目白押し、
そして「スウィート・ホーム・シカゴ」などブルースも織り交ぜた、
最高のパッケージ・ショウでした。
今回のツアー、これを見ただけでもとは完全に取れました!
もう自分達の演奏なんかどうでもいいかなと思うくらいの満足です。
ところがまだまだだったんですよね。
3,Sapporo Funk Organization
いやはや、驚きました!
めちゃタイトでグルーヴィーな、
本格的なファンクバンドです。
ジャズの教養とブラックの肉感、
それらが一体となった演奏は、
各人の自在なインプロヴィゼイション、インタープレイの応酬を交えて、
ガツンガツンと響いてきます。
全員がひとつになるリフ、グサッと刺さってくるそれぞれの楽器のソロ!
まあもう幸せなんてもんじゃありません。
ずっと腰が動きっぱなしでした。
演奏後お話をしたメンバー、みんなとってもいい人たちで、
本当に音楽を愛してるんだなって感じでした。
是非是非関東地方でも演奏していただきたいな。
4,The Hot Watts
こんな素晴らしいバンドの後でいいのかよと思いつつも、
飲み放題のビールに酔いしれた面々は、
やっぱりいつものように演奏しました。
今回はブルース系を厚くした演奏。
ホットワッツらしさを出すことを心がけました。
1:Cherry Red
2:ネオ・ハイウェイ・ヨガ(北海道ヴァージョン)
3:蟹ドリア
4:なんこつ
5:秘密兵器
6:ハード・ドランカーズ
7:トランプ
1はジョー・ターナーやエディ・ヴィンスン、リトル・リチャードでもお馴染みの曲。
3はルイ・ジョーダンの「カレドニア」、
4はアール・キングの「ゾーズ・ロンリー・ロンリー・ナイツ」の替え歌です。
2,5,6はオリジナル・ソング、7はローウェル・フルソンの曲の和訳。
まあいろいろもたついたりもしましたし、僕が騒ぎすぎて声がハスキーだったけど、
でもワッツらしい演奏だったんじゃないかなと思います。
とにかく前の素晴らしいバンドに煽られて、めちゃめちゃ楽しく演奏できました。
北海道に来て良かった!
たくさんの音楽友達ができ、たらふく旨いものを飲み食いした3日間!
もう病みつきですね。来年も行きたいぞ!
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